夜中や早朝、小腹がすいたときに頼りになる存在といえば、24時間営業のマクドナルド。
ですが、実際にはどの店舗も24時間開いているわけではありません。
深夜にふと立ち寄ろうとしたら閉まっていた、なんて経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?
この記事では、24時間営業しているマクドナルドの探し方や、深夜利用のメリット・注意点などを詳しく解説していきます。
そもそもマクドナルドは全店舗が24時間営業ではない
マクドナルドといえば年中無休・24時間というイメージを持たれがちですが、実は全店舗が24時間営業というわけではありません。
まずはその理由と背景について見ていきましょう。
24時間営業していない店舗がある理由
24時間営業を行うには、スタッフの確保や防犯対策、電気・水道などのコスト増加など、多くのハードルがあります。繁華街や主要駅のような立地でない限り、深夜帯の集客が見込めず、コストに見合わないため営業を制限しているケースが多いのです。
また、フランチャイズ経営の店舗ではオーナーの判断で営業時間が設定されており、必ずしも本部の方針に従っているわけではありません。
24時間営業している店舗の特徴とは?
24時間営業を行っている店舗にはいくつか共通点があります。
主に以下のような立地条件が当てはまります。
- 駅近や大規模ターミナルに隣接している
- 幹線道路沿いにあり、ドライバーの需要が高い
- 繁華街や観光地など、人通りが夜間も多いエリア
このような場所では、夜間でも一定の利用客が見込めるため、採算が取れやすいのです。
営業時間はどうやって決まっているのか
マクドナルドの営業時間は、店舗ごとに異なり、基本的にはフランチャイズオーナーや運営会社が決定します。
本部のガイドラインはあるものの、地域のニーズや人手の確保状況、周辺の治安や商圏の規模などを考慮して、営業時間が設定されているのが実情です。
24時間営業のマクドナルドを探す方法
いざ深夜にマクドナルドへ行こうと思っても、どの店舗が開いているか分からないと困ってしまいますよね。
ここでは、24時間営業のマクドナルドを効率的に探す方法を紹介します。
公式アプリ・サイトから検索する方法
位置情報をオンにすれば、現在地から近い順に表示されるため非常に便利です。
Googleマップを使った検索テクニック
Googleマップでも「マクドナルド 24時間」と検索することで、現在営業中の店舗が表示されます。
また、店舗ページに記載されている営業時間もチェックしておくと確実です。
ただし、臨時休業や営業時間の変更が反映されていないこともあるため、事前に電話確認するのがベストです。
深夜営業に強いエリア(駅前・国道沿いなど)の特徴
全国的に見ると、次のようなエリアでは24時間営業店舗の割合が高くなっています。
- 駅のロータリー周辺(新宿、梅田、名古屋など)
- 国道沿い(特に国道1号線、16号線など交通量の多い道路)
- 高速道路のサービスエリア内
こうしたエリアでは、夜間でも人の流れがあるため、マクドナルド以外のチェーン店も深夜営業していることが多いです。
深夜にマクドナルドを利用するメリットと注意点
24時間営業のマクドナルドは便利な反面、深夜ならではの特徴や注意点もあります。
実際に利用する前に知っておくと安心です。
夜間限定メニューやサービスはある?
基本的には昼夜を問わず同じメニューが提供されますが、店舗によっては深夜の時間帯に限り、メニューが限定されることもあります。
たとえば、ハンバーガーやドリンクだけの提供となり、サイドメニューのポテトやナゲットが提供停止となるケースもあります。
深夜帯の混雑状況や利用者層について
深夜の時間帯は比較的空いていることが多いですが、場所によっては終電後の若者やタクシー運転手、夜勤明けの方などが集まる傾向にあります。
混雑を避けたいなら、2時〜4時頃がもっとも空いている時間帯です。
防犯・衛生面で気をつけたいポイント
深夜営業の店舗では、スタッフの人数が少なくなることがあり、清掃が行き届いていない場合もあります。
また、繁華街の店舗では酔客やトラブルが発生するリスクもあるため、女性一人での利用は注意が必要です。
なるべく人通りのある店舗を選び、防犯意識を持って利用しましょう。
実際に行ってよかった24時間マクドナルド店舗
ここでは、実際に評判の良い24時間営業のマクドナルド店舗を紹介します。
旅行先や出張の参考にもどうぞ。
東京・新宿西口店の特徴と口コミ
新宿駅西口から徒歩2分の好立地にあるこの店舗は、深夜でも安定した営業を続けています。
口コミでは「注文の待ち時間が短い」「店内が比較的静か」といった声が多く見られます。
また、電源席やWi-Fiも完備されており、深夜作業にも最適です。
大阪・梅田茶屋町店の魅力
梅田エリアの中心に位置する茶屋町店も、24時間営業の店舗として人気です。
若者の利用が多い店舗ですが、座席数が多いため混雑も分散されがち。
朝方まで開いているカフェのような感覚で利用できます。
地方でも24時間営業のある意外な店舗
地方都市でも、意外と24時間営業のマクドナルドは存在します。
たとえば、仙台駅近くの店舗や、福岡・博多駅周辺のマックなど。
観光地に近い店舗や高速道路の近くに位置する店舗は、24時間営業の傾向があります。
こんなときは要注意!24時間営業でも入れないケース
「24時間営業」となっていても、店舗によっては例外も存在します。
事前に確認しないと、思わぬ事態になることも。
ドライブスルーのみ営業している店舗
一部の店舗では、24時間営業はドライブスルーのみというケースがあります。
徒歩で訪れても入店できず、結局ほかの店舗を探す羽目になることもあるので注意が必要です。
清掃・メンテナンス中で一時閉店のケース
深夜帯には、厨房や客席の清掃・メンテナンスを行うために、短時間閉店する場合があります。
公式には24時間営業でも、0時〜1時など一時的に利用できないタイミングがあるので、事前に確認しておくと安心です。
台風や大雪など天候による臨時閉店も
悪天候時には、安全確保のため臨時休業となることがあります。
特に台風や大雪の影響を受けやすい地域では、24時間営業の看板でも実際には閉まっていることもあります。
天気が荒れる日は公式アプリやSNSで最新情報をチェックしましょう。
まとめ
マクドナルドの24時間営業店舗は、深夜や早朝でも食事や休憩ができる非常に便利な存在です。
急な空腹やちょっとした作業の合間にも立ち寄れる場所として、多くの人に親しまれています。
特に深夜帯は、他の飲食店が閉まっていることも多いため、選択肢が限られる中で貴重なオアシスとなることもあります。
ただし、すべての店舗が24時間営業しているわけではありません。
ドライブスルーのみの営業だったり、清掃や設備点検などで一時的に閉店していることもあります。
店舗によって対応が異なるため、事前の情報確認がとても重要です。
また、天候や地域事情によっても営業状況が左右される場合があるため、特に旅行先や出張時などでは注意が必要です。
こうした状況に対応するためには、マクドナルドの公式アプリやGoogleマップを活用するのが効果的です。
現在地周辺の営業中店舗がすぐに見つけられるだけでなく、最新の営業時間やサービス内容もチェックできます。
安心して深夜のマックを利用するためにも、こうしたツールをうまく活用して、快適な時間を過ごしてください。