料理をしているときに「片栗粉がない!」という場面は意外とよくあります。
そんなとき、家にあるゼラチンで代用できないかと考える人も多いのではないでしょうか。
この記事では、片栗粉とゼラチンの違い、代用できる場合・できない場合、そして片栗粉がないときのおすすめ代用品についてわかりやすく解説します。
片栗粉とゼラチンは何が違う?
まずは、なぜゼラチンが片栗粉の代わりになりにくいのかを知っておきましょう。
とろみの仕組みが違う
片栗粉はデンプンでできており、加熱すると水分を吸って粘りが出ます。
この性質を利用して、あんかけや中華料理のとろみを作ります。
一方、ゼラチンはタンパク質が原料で、冷えると固まる性質があります。
つまり、
・片栗粉 → 加熱するととろみが出る
・ゼラチン → 冷えると固まる
という大きな違いがあります。
温かい料理ではゼラチンは固まらない
ゼラチンは温かい状態では液体のままです。そのため、あんかけやスープのとろみとして使うと、期待したとろみは出ません。
むしろ冷めたときにゼリー状になってしまうため、料理によっては違和感が出ることがあります。
ゼラチンが代用できるケース
基本的には片栗粉の代用には向いていませんが、使えるケースもあります。
冷やして固める料理
以下のような料理ではゼラチンが活躍します。
・煮こごり
・テリーヌ
・ゼリー寄せ
・冷製スープ
これらは冷やして固める料理なので、ゼラチンの特徴が活かされます。
ソースを少し濃くしたい場合
完全なとろみではありませんが、ゼラチンを少量使うことでソースに軽いコクを出すこともできます。ただし、温かいうちはとろみは弱いです。
片栗粉がないときのおすすめ代用品
とろみを付けたい場合は、ゼラチンより他の代用品の方が向いています。
小麦粉
最も身近な代用品です。
水で溶いて加えることで、とろみをつけることができます。
ただし、片栗粉よりも粘りは弱く、やや粉っぽさが残る場合があります。
コーンスターチ
片栗粉と非常に近い性質を持っています。とろみ付けにはかなり使いやすい代用品です。
中華料理やスープにもよく使われます。
米粉
最近は米粉もとろみ付けに使われることが増えています。
クセが少なく、グルテンフリーなのも特徴です。
失敗しないとろみの付け方
最後に、料理のとろみ付けで失敗しないポイントを紹介します。
水溶き片栗粉は必ず最後に入れる
片栗粉は長く加熱すると、とろみが弱くなります。
そのため料理の仕上げに入れるのが基本です。
しっかり混ぜながら加える
水溶き片栗粉を入れるときは、鍋の中を混ぜながら少しずつ加えることでダマを防げます。
まとめ
ゼラチンは片栗粉の代用として温かい料理のとろみ付けにはあまり向いていません。ゼラチンは冷えると固まる性質があるため、あんかけやスープのとろみには使いにくいからです。片栗粉がない場合は、小麦粉やコーンスターチなどを代用する方が自然な仕上がりになります。料理の特徴に合わせて材料を選ぶことで、失敗を防ぐことができます。
